昔から、これはホントにあちこちで何回も言ってる話なんだけど、僕は「芝居は遊びだ」って言ってるんです。
こう言うと、「ふざけるな!俺は真剣にやってるんだ!やめちまえ!」みたいに言われるんだけど、マテマテ。早合点するな、と。
たとえば、子供の頃。公園でやった鬼ごっこ。
日曜日なんか、午前中から集まってわいわいやってる。
気づけば夕方。「もう暗くなったから帰りなさい」と近所のおばちゃんに言われてしぶしぶ帰る。
これは、「遊び」だけど、誰一人手を抜いてない。
時間も場所も忘れて、ただ必死に鬼から逃げて、隠れられる空間を探して汗だくになって走り回る。
「真剣」な「遊び」。
逆に言うと、「真剣」じゃなきゃ面白くない。
鬼が手を抜いてもつまらないし、逃げ手が手を抜いてもすぐ終わってしまう。
全員が一丸となって、追いかけたり、逃げたり、助け合ったり、時には転んでヒザから血を流しながらも笑って走り回る。
だからこそ時間すらも忘れてできる。
でも、「遊び」。
やってもやらなくても、たいした変わりはない事象。
芝居も同じじゃね?
やりたくなきゃ、次やらなきゃいいだけの世界。
皆が真剣に、楽しんでやってれば、二時間なんてあっという間。
「遊び」って言う言葉、字面のせい?
「だらだら」?「なーんとなく」?「ヒマだから」?
そんなことない。子供の頃は、鬼ごっこやドッジボールやだるまさんが転んだをやるために、わざわざ集まって、皆で日が暮れるまで繰り返したもんだ。
真剣に、集中して、でも、固くならずに、臨機応変に動く。
しかも、楽しい♪
これって、「遊び」じゃない?


